公の離乳食指導 驚いた
ベビーフードは、時々食べさせてください。
なぜなら、作ったものばかりだと、ベビーフードを食べなくなるからです。
地震など災害時に、ベビーフードを食べなくなるからです。
非常食なんですよ。
皆さんは、もっともだと思いますか?
母乳は最大の非常食です。
私の助産院では、一歳近くても、赤ちゃんが下痢や病気になってしまったら、離乳食をストップして三時間以内の母乳だけで様子を見て、落ち着いたら、また、離乳食を再開します。
全身に湿疹がひどく出た赤ちゃんも、一か月くらい母乳だけで、すごく綺麗になって、離乳食を再開して、一歳の子です。何でも食べるし、大きくなり、無事に断乳しました。
一歳過ぎまでは、離乳食は、自分で食べる事ができる、味わう、食べる意欲を出すなどの勉強期間と考えているので、
災害時に、ベビーフードを食べさせなくても、母乳だけでも、大丈夫だと思います。
昔の産婆さん方は、離乳食指導なんかなくて、
歩くし、ぼちぼち白いご飯を食べさせようか、と臨機応変にされてたようです。
私が助産師会に参加して、離乳食指導を教えて、資料ちょうだいと言われ、講義を得意げにしたのを覚えています。
でも、長く助産院をしていると、
やはり、昔の子育てはもっともだと思うようになり、
知らず知らずのうちに、離乳食などに関して、子育てに関して、指導が違ってきました。
離乳食にお母さん方が力を注ぐ事がストレスになっている現実もあります。
赤ちゃんは母乳で育てれば、
何十倍もお母さん子育てが楽になり、
赤ちゃん、お母さんの、心、身体、も楽になり、災害時も、母乳で水分、栄養もとれ、
母乳はこの上ない、災害時の赤ちゃんの食事になるんだと、助産師の立場で、思いますが。
私の師、桶谷先生も、赤ちゃんの、胃腸や消化吸収を考えたら、離乳食は早く始めたく無いと、言われていました。
一日も早く、母乳を飲ます事ができるお母さん方は、
母乳育児ができる、世の中になってもらいたいものです。