離乳食指導で驚いた ③卵

離乳食教室で、考えさせられた、卵の進め方

卵は昔は遅く食べさせましょうと言っていたけど今は違います。

5か月から始めましょう。

はやくはじめることで、卵の抵抗力を高めます。

卵が早くから食べれないなんて、赤ちゃんにとって、離乳食を楽しむことが出来ません。早くに慣らしましょう。

皆さんどうですか?

卵が無いと、赤ちゃんにとって楽しい食事じゃ無いなんて、便利に使えない、大人の事情だけの気がします。

離乳食で使いたい食材は、

卵以外に

野菜、穀物、海藻、魚介類、豆類、一歳近くの肉類、果物、沢山食べてもらいたい食材は、山ほどあります。

なんで卵からなのか、私はよくわかりません。

毎日卵を食べているお母さんの赤ちゃんのほとんどが、一か月健診過ぎから、

口周りが赤くなり、痒そうな湿疹が出ます。

顔に出る場所で、だいたいアレルゲンがわかります。

卵は、赤ちゃんの口周り、耳切れ、手足の関節、などに湿疹がでる事が多いです。

母乳の場合は、お母さんが、卵を食べなければ、大抵の赤ちゃんは綺麗になってきます。

お母さんがどれだけ卵を食べているか把握して、毎日食べいる人は、

赤ちゃんの皮膚が、綺麗になるまで、やめられるかきいて、

まずは、卵焼き、ゆで卵、玉子丼、など卵そのものを食べないように指導します。

それだけでも、赤ちゃんの皮膚はほとんどが綺麗になります。

とりあえずやめて、三週間くらいで綺麗になっている、ひどい湿疹は無くなったとか、手応えは出てきます。

何日かけて綺麗になったか、例えば、三週間かけて綺麗なったら、その2倍は、六週間後続けてもらうと、また少しずつ食べてみて大丈夫だったら、毎日食べない食べ過ぎない事を気をつけてもらいます。

卵をお母さんが除去して赤ちゃんが綺麗になったら、

一歳過ぎまでは、食べさせないようにしたら、

後々食べられるようになります。

ちなみに、私の子供や孫は、2〜3歳まで卵を食べさせませんでした。

今では卵焼き大好き人間ですが、

今のところアレルギーはありません。

慎重にして良かったとおもいます。

母乳は血液なので、お母さんがまずはじめに気をつけて、赤ちゃんの皮膚の様子をみて、

離乳食がはじまったら、どうしていくかと、慎重に進めて行きます。

このように、指導して実行してもらうと

卵が無くても、野菜や他の食べ物で、美味しい、料理ができるお母さんになるし、離乳食も作れるようになります。

母乳の場合は、お母さんの食生活を気をつけるようにすると、

子供たちの、アレルギー体質はひどくならないと長年この仕事をしていると、思います。

もちろん、重症な赤ちゃんは、医師に紹介してみてもらいます。

食物アレルギーの治療は、先生方も長年いろいろ経験され、確立されており、その症例数もさることながら、素晴らしいと思います。

いちがいに、除去は必要ない、

早くから食べさせましょう、

その根拠がわかりません。

一人一人、アレルギーの出方は違います。

赤ちゃんは生まれてまもない、数ヶ月ですよ。

慎重にしてあげるに、こしたことはありません。

皆さんはどう、お考えですか?