離乳食教室で、考えさせられた、卵の進め方
卵は昔は遅く食べさせましょうと言っていたけど今は違います。
5か月から始めましょう。
はやくはじめることで、卵の抵抗力を高めます。
卵が早くから食べれないなんて、赤ちゃんにとって、離乳食を楽しむことが出来ません。早くに慣らしましょう。
皆さんどうですか?
卵が無いと、赤ちゃんにとって楽しい食事じゃ無いなんて、便利に使えない、大人の事情だけの気がします。
離乳食で使いたい食材は、
卵以外に
野菜、穀物、海藻、魚介類、豆類、一歳近くの肉類、果物、沢山食べてもらいたい食材は、山ほどあります。
なんで卵からなのか、私はよくわかりません。
毎日卵を食べているお母さんの赤ちゃんのほとんどが、一か月健診過ぎから、
口周りが赤くなり、痒そうな湿疹が出ます。
顔に出る場所で、だいたいアレルゲンがわかります。
卵は、赤ちゃんの口周り、耳切れ、手足の関節、などに湿疹がでる事が多いです。
母乳の場合は、お母さんが、卵を食べなければ、大抵の赤ちゃんは綺麗になってきます。
お母さんがどれだけ卵を食べているか把握して、毎日食べいる人は、
赤ちゃんの皮膚が、綺麗になるまで、やめられるかきいて、
まずは、卵焼き、ゆで卵、玉子丼、など卵そのものを食べないように指導します。
それだけでも、赤ちゃんの皮膚はほとんどが綺麗になります。
とりあえずやめて、三週間くらいで綺麗になっている、ひどい湿疹は無くなったとか、手応えは出てきます。
何日かけて綺麗になったか、例えば、三週間かけて綺麗なったら、その2倍は、六週間後続けてもらうと、また少しずつ食べてみて大丈夫だったら、毎日食べない食べ過ぎない事を気をつけてもらいます。
卵をお母さんが除去して赤ちゃんが綺麗になったら、
一歳過ぎまでは、食べさせないようにしたら、
後々食べられるようになります。
ちなみに、私の子供や孫は、2〜3歳まで卵を食べさせませんでした。
今では卵焼き大好き人間ですが、
今のところアレルギーはありません。
慎重にして良かったとおもいます。
母乳は血液なので、お母さんがまずはじめに気をつけて、赤ちゃんの皮膚の様子をみて、
離乳食がはじまったら、どうしていくかと、慎重に進めて行きます。
このように、指導して実行してもらうと
卵が無くても、野菜や他の食べ物で、美味しい、料理ができるお母さんになるし、離乳食も作れるようになります。
母乳の場合は、お母さんの食生活を気をつけるようにすると、
子供たちの、アレルギー体質はひどくならないと長年この仕事をしていると、思います。
もちろん、重症な赤ちゃんは、医師に紹介してみてもらいます。
食物アレルギーの治療は、先生方も長年いろいろ経験され、確立されており、その症例数もさることながら、素晴らしいと思います。
いちがいに、除去は必要ない、
早くから食べさせましょう、
その根拠がわかりません。
一人一人、アレルギーの出方は違います。
赤ちゃんは生まれてまもない、数ヶ月ですよ。
慎重にしてあげるに、こしたことはありません。
皆さんはどう、お考えですか?