離乳食を始めるときに、専門家からこう言われたと、よく相談があります。
それは、母乳はカルシウムや栄養が足りないから、離乳食を始めるとき、ミルクを飲ませなさいと、
完母のお母さんにですよ。
やってみたけど、飲みません。
どうやって飲ましたの?
最初は、コップ、ダメだから、ストロー、べーっと吐くから哺乳瓶、
嫌がって飲まないんです。
どうして、わざわざミルクを飲まそうと思ったの?
専門家に勧められたからやらないといけないと思ってしまいました。
みなさんはどう思いますか?
初めての子育ては、聞くもの全てが、正しいと、思ってしまいますよね。
そもそも、完母で育った子供はミルクを飲みません。
まして、哺乳瓶の飲み方はできません。
半年過ぎて、幼児に向かう頃に、哺乳瓶はやめ、コップやストローに切り替えますよね。
以前のブログにも書いてますが、母乳の飲み方と哺乳瓶の飲み方は全く正反対です。読んで確認してください。
なぜかミルクの味を嫌がります。
母乳は毎回味が違い、楽しんで飲んでいますが、ミルクは同じ味で、嫌だと思ったら、ガンとして飲みません。
コップやストローは味わうので、ミルクを嫌うと、吐いてしまいます。
私の所に来る混合の子供は、5〜6カ月頃から、ミルクをコップやストローで飲むので、自然にミルクを飲まなくなります。
それは味わうからだと思います。
母乳と離乳食で、すくすく育っています。
むしろ、母乳とミルクの混合時代よりは、
ミルクを離乳食に切り替えて、
母乳と離乳食からの方が、体重が増えていきます。
母乳は離乳食を消化して吸収を早めてくれる、働きがあります。
そこにミルクまで足したら、
母乳は離乳食とミルクまでを消化しなければならないので、胃腸に負担をかけるでしょう。
または、ミルクを足すことで、消化剤としての、
母乳を飲まないでしょう。
子供の、胃腸に負担をかけることになります。
一歳過ぎるまで、断乳までは、まだまだ母乳からの栄養が大半を占めます。
しっかり、大地を踏みしめて、歩くようになるまで、(二足歩行ができるようになって、消化吸収力が整い、離乳、断乳ができるのです。)
離乳食と平行してたっぷり母乳を飲ませていただきたいですね!