乳腺炎にならない為に

皆さんこんにちは、元気に子育てしていますか?

今回は乳腺炎について、書いてみます。

今、新型コロナウイルスの問題で発熱したら、なかなか病院に受診することが、大変です。乳腺炎も、発熱をすることが多く、どこに行ったらいいか悩みます。

そこで今回は、乳腺炎の種類、原因、乳腺炎の予防、なってしまった時はどうすればいいか、お話します。

まず、乳腺炎はどういう種類があるかといいますと。

1. 鬱滞性(うったいせい)乳腺炎

   一番多い乳腺炎です。

   乳汁が乳房にたまって、発酵して、炎症症状が起きた場合

2.   細菌性乳腺炎

    乳房に細菌が侵入して、炎症症状が起きる

3.   外傷性乳腺炎

    外からの力。

   例えば、おっぱいをぶつけた、赤ちゃんが噛んだ、上の子供がおっぱいに

   ぶつかってきた、などで、炎症症状が起きるなどがあげられます。

細菌性乳腺炎はごくまれですが、赤ちゃんが乳首を噛んで傷になり、又は、乳輪のモントゴメリー腺からばい菌が入り、しこりになったりは、よくあることです。

薬を塗って良くなる事もありますが、しこりが膿んで、切開しなければならない事もあります。

外傷性乳腺炎は、案外よくあることです。

外から強い力がおっぱいにかかると、乳腺が傷つき、乳汁が漏れ出るのか、震えが止まらなくなり、高熱が出て、ひどい風邪症状のようになります。しこりができ、赤く腫れます。

薬を飲んで💊、熱が下がれば、乳房マッサージをして、悪い乳汁を出して、治っていきます。

一番多い乳腺炎は、うったい性乳腺炎です。

たまり乳によっておっぱいが腫れて、たまった乳汁が、発酵して、腐敗して、ガスが発生して、どんどん化膿していきます。ストレスがあったり、前からしこりがあったり、前の子供さんの残乳があったり、高カロリーの食事や間食を取っていたり、おっぱいがよく出る方は、お腹が空いて、食べ過ぎる傾向があり、溜まり乳になり、疲労がたまったりなどが原因と思われます。

溜まり乳になると、おっぱいの組織が、膨張して、乳汁を出さない限り、炎症を起こし、乳汁のながれが悪くなり、乳栓という、お乳の塊ができ、詰まってしまいます。

早い段階で、乳房マッサージをして、指導を受けて、実行すれば、大方は治りますが、長い間しこりのままで置いていると、切開して、腐った膿み様の、白いおからの様な、塊を出さなければなりません。

毎日病院に通い、マッサージも続けて、治るまで、長い時間が必要です。高熱と体のだるさがあり、赤ちゃんの👶お世話もできません。一日も早く、おかしい、なんかおっぱいが変、赤ちゃんが急に飲まなくなった、おっぱいが痛い、熱っぽい、しこりができたと感じたら、連絡してください。

早い段階であれば、マッサージと、やるべき事をお伝えして実行してくだされば、お役に立てると思います。

次回は乳腺炎にならないための、予防と 治し方をお話しします。