母乳育児のための入院中の過ごし方②

2, 3日目ごろになると、おっぱいが少し熱をもった ように熱くなり、中にはパーンとおっぱいが張 って硬くなってきます。

張ってくると、乳首も硬く、乳房に引っ張られ

るので、赤ちゃんも舌を巻き付けにくくなりま

す。

でも、出ないおっぱいをしっかり吸わせて準備 しているお母さんと赤ちゃんは、張ってきても

上手に吸ってくれます。

ここでよく勘違いするお母さんたちがいます。

おっぱいが硬くなり張ってくると、中に母乳が

溜まっているからと、思い込み、搾乳器をかけ たり、痛いマッサージや温湿布をしたりしてし 痛めてしまうと、乳房の組織が痛み、切開する ほどの乳腺炎になったりします。

まだ乳腺が開いてないのに、乳頭保護器や哺乳 瓶の乳首をおっぱいに付けて吸わせるように

指導される方も多いです。

それらは間違いです。

この急な乳房緊満という時期は、おっぱいが今 から乳腺が開いて、準備しますよと言う時期で

腫れた状態なので、痛いマッサージや、搾乳器

は禁止です。

ただただ赤ちゃんに吸ってもらうだけでいいで す。

2〜3日もしたら和らいで少しずつ母乳が出始 めます。

上手に痛めないようにおっぱいを見てくれる

      助産師さんがいたら、見てもらってもいいけど

痛ければダメですよ。

この時期は、欲しい時にじっくり時間をかけて 授乳しましょう🤱

あまりミルクや哺乳瓶を知らない子は、2〜3 時間開きますよ。

昼間だけでも、ゆとりのあるお母さんは、

母子同室がいいですよ。