みなさん今日は、
暑い毎日ですね、頑張って子育てしてますか?
今日は赤ちゃんのアトピー性皮膚炎について考えますね。
赤ちゃんの湿疹は、新生児時期から早めに出てくる、乳児性湿疹がまずあげられます。
これは、お母さんのホルモンの影響や、
高カロリーな食事やおやつなど食べ物が原因で出てきます。
ニキビ様の湿疹がポツポツでてきますが特に痒がりません。
お母さんが高カロリーな食事やおやつを避けることや、
皮膚を清潔にしたり、清潔な衣服を着せたり
気をつけてあげると、赤ちゃんの肌は綺麗になってきます。
では赤ちゃんのアトピー性皮膚炎とはどんなものでしょうか?
一ヶ月検診が済んだ頃から、顔にざらざらした、痒そうな赤いまとまった湿疹が出始めます。
口周り、耳切れ、ほっぺた
目の周り
額、頭、
顔全体にと湿疹がまとまって、痒そうに出てきます。
湿疹の出る場所で、だいたい、アレルゲンがわかります。
アレルゲンとは、赤ちゃんに合わないタンパク質です。
大まかなアレルゲンは、鶏、牛、大豆
この三つを、三大アレルゲンと言います。
その中でも
鶏の卵、牛乳乳製品、大豆油が、1番の原因で、
昨今は、小麦なども言われており、
もっと、きつく症状が出る時は
鶏肉、卵を使った加工品、牛肉、豆乳、納豆など大豆そのものなど、除去食を広げていきます。
ではなんで赤ちゃんにアトピー性皮膚炎が出るのかと言うと、
特に、妊娠中にアレルゲンを普通に毎日、食べていると、赤ちゃんにアトピー性皮膚炎として出始めます。
妊娠中にお腹の中で体内感作することで抗体が上がり生後赤ちゃんにアトピー性皮膚炎として、症状が出始めます。
例えば、妊娠中に卵を毎日たべていると、お腹の中で卵の抗体が上がった状態で生まれてくるので、
産後に卵をお母さんが食べ続けて母乳を飲ませていると、アトピー性皮膚炎が出始めます。
出たとしても、母乳の場合は、お母さんが卵の場所に湿疹が出ているから、卵を食べるのをやめてみようかなと食事を気をつければ大抵、綺麗になってきます。
赤ちゃんの頃は、血液検査では十分にまだわからないから、
状態を見ながら、食事療法を行っていきます。
ミルクの場合は、ミルクにはアレルゲンがいろいろ入っているから、アトピー用のアレルギーミルクを飲んでいきます。
3歳までが食物アレルギーの時期と言われております。
病院も少しは食べた方がいいと言うところと、しばらくアレルゲンをぬいてみようと言うところといろいろありますが、私は除去食の経験を積まれたドクターもおられるので、重症の場合は、受診を勧めます。
食物アレルギーは3歳まで気をつければ大抵その後いろいろ食べれる様になります。
できれば妊婦さんの時から気をつけて、正しい和食や
毎日同じタンパク質を続いて食べない様に
心がけておけば、アレルギーが出ても早く良くなります。
また両親がどちらか一人でもアトピー性皮膚炎や他のアレルギーがあれば、遺伝も考えられますから
妊娠中の食べ物を気を付けておけば、万が一アトピー性皮膚炎が出ても軽症ですみます。
私は助産師なので、お母さんの観察力と正しい食事ができる様アドバイスをしていますが、あくまでも治療は、専門のドクターと相談しながら、考えていきましょうね